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  • 執筆者の写真Riko @社会を旅する中学生🌏

WOTA株式会社を訪問しました!

更新日:2022年3月31日




こんにちは。Rikoです。今回は、WOTA株式会社でお話を聞かせていただきました。

コーポレートグループの國島さま、坂元さま、柳沢さま、お忙しい中本当にありがとうございました!



WOTA株式会社とは?


(以下WOTAとさせていただきます)


街中でWOSHというドラム缶水道を見たことはありませんか?



これがWOSHです。WOTA株式会社の主力商品だそうです。



WOTAは2014年に前田瑶介社長によって設立された、東大発のベンチャー企業として近年急成長しています。


『人と水の、あらゆる制約をなくす。』という大きなビジョンがあり、現在は

『WOTA BOX』と『WOSH』が実際に販売されているようです。


この二つの最大の特徴は少ない水を何度もきれいに使いまわせるということ。なんと98%以上が再利用されます!


例えばWOSHでは5Lの水だけで約100人が手洗いできるそうです。

一度使われた水は超高性能のフィルターを通して、水道水より綺麗な水になります!✨

飲むこともできますが、その分減ってしまうので考えどころ。(笑)


WOTA BOXはテントのようなシャワーにつなげることもでき、西日本豪雨災害では被災された方々に安全で衛生的な水を提供しました。


安心して使える水がない場所でも水道が使えるのです!🚰



2020年に登場したWOSHは手洗いに特化した製品です。コロナ禍の手洗い需要に重宝されており、社会のさまざまな場所で導入されています!


現在は若手を中心とした社員55名で構成されているWOTA。メディアにも引っ張りだこだそうです😊



今回はそんなWOTAを訪問させていただきました!!



WOTAのこだわりポイント!


まず、総務担当の坂元さんに社内を案内していただきました。



外観はこんな感じ!

隣にあるのは作業倉庫とプラットホームだそうです。これはオーナーさんのご厚意だとか。



建物の中に入ると目に飛び込んできたのはWOSHです!初めて実際に使うことができました!きれいに光ってかわいいです!(^^)!


内装はとてもシンプルで無駄のない感じで環境にやさしいなと思いました。


一階ではWOSHの調整や研究をされていました!ロボットを使って水の出力などを計測しているそうです。


そして、坂元さんのこだわりポイント一つ目がこちら!


床は特注の水色になっていて防水加工がほどこされていました💧




続いて二階のオフィスへ。


二階の床は底上げをしていて、下にはコンセントなどが通っています。

廃棄されたプラスチックを再利用して作られたそうです。🔌



周りは同じくプラスチックで作られたロッカーに囲まれていて、断熱材は丸く水のかたちになっていました!⚫️


奥には大きな窓とカーテンが!

断熱材、災害時の毛布替わり、目隠しにもなるプチプチ(?)は大きさがグラデーションになっています!カーテンの色も水カラー!!



茶色いベンチは前田社長のふるさと、徳島の公民館の廃材を使って作られたそうです!


建物全体に地球へのやさしさが詰め込まれています🌎



そして三階は主に会議室とカフェスペース、製品の展示になっていました!

(トップの写真は三階のWOSHの前で撮りました)




インタビューで聞いたこと


坂元さんありがとうございました!

どんな仕事をされていますか

総務なので郵便物や安全の確認など会社全体のことをしています。

9:00~19:00ぐらいまで仕事しています。


仕事をしていて楽しかったこと嬉しかったことは何ですか

WOTAでの最初の仕事がオフィスの移転プロジェクトでそれを成功できたこと。

逆に辛かったこと悲しかった

仕事が好きだし楽しさを見出せるのであまりネガティヴに考えないかな。

なぜこの仕事を選んだのか

大学時代にシェアハウス会社を起業したが他にもっとやりたいことがあると思ったから。ネパールで教師をしていた時にお世話になった人への恩返しも込めてWOTAで世界の水問題に取り組みたかったから。

どんな学生時代を過ごしていましたか

中学はサッカー漬けでした。勉強は全然してなかった(笑)でも中三の時にカンタベリー地震で被災したことをきっかけに色々考えて勉強を頑張るようになりました!英語はやっておいて損はないです。

これからWOTAに欲しいのはどんな人材ですか

水問題を世界全体で広く考えられる人。それをWOTAで解決しようとしていること。自分で考えて解決することが大事だと思います。

商品で自信のあるところ、これから作っていきたいものを教えてください

WOSHのデザインは(光っていたり)コミュニケーションの一部だと思います。手洗いを前から見れたり、水の行き先を考えるなど問いを出せるところも好き。これからは水に関わる全てのものを循環させられるものを作りたい。

メッセージをお願いします!

お金のために自分のために働くのは幸せじゃないです。誰かのためだからこそ心から笑顔になれるし、幸せになれる。それを忘れないでください!




柳沢さんありがとうございました!

どんな仕事をされていますか

コーポレートと言って管理を主にしていて、例えば労働基準や安全確認などをしています。

いつも10:00ぐらいに出社します。

なぜWOTAに入ったのですか

ガイアの夜明けで見てからずっと入る機会を狙っていました(笑)タイに住んでいたことがあって使える水が少ないことを実感していたのでWOTAは世界的に求められる存在だと思いました。

メッセージをお願いします!

英語は大切です。でもそれ以上に水を含めた問題意識やアンテナを張っておくと良いと思います。頑張ってください!

おすすめの映画を教えてください

「グリーンブック」という映画です。ぜひ一回見てみて!



感想


私は今回が初めての企業訪問で慣れないことも多かったですが、「会社」というものの雰囲気をしっかりと感じることができました。会社の方針がオフィスの色々なところから見え、とても楽しかったです。


今まで水というのは当たり前にありすぎて、問題があるなど考えたこともありませんでした。しかし、今回WOTAでお話を聞き、東南アジアを訪れた時のことを思い出しました。日本の水道水は美味しく飲めますが、世界の多くの国では飲むことができず、田舎では水道がないこともあります。

日本にある高い水道技術を海外へ広く伝えていけば、今よりも多くの人が安心できる生活を送れると思いました。けれど大きなインフラとしての水道は工事に時間もお金もかかります。そんな常識を覆すようなWOTAの「移動式の再利用型水道」は本当に画期的だとわかりました。


またWOSHで実際に手洗いを体験させていただき、少しの手洗いでも思った以上の水を使ってしまうと実感しました。しかもほとんど汚れていないことも多いと思うので、もっと色々なところで水の再利用を進めていって欲しいです。私たちが実際に使える水は地球上の

たった0.01%しかないと聞いたことがあります。循環しているとはいえ、未来のためにも大切に使うという意識を再確認していきたいです。


私がこれからWOTAに作ってほしい商品は手軽に持ち運べる実験キットのようなミニ水道です。例えば、手持ちの使える水がなくなった時、近くに川や雨水などがあればそれを浄水して軽く洗ったりできるようなものがあったら便利だと思います。

多くの人々が水問題に関心を持ち、行動するようになるのは自分が実際に使ってみなければ難しいと思います。中学生の私でも気軽に買えるような商品があったら嬉しいです!



可愛いWOTAシールのお土産までいただきました。


今回の訪問で本当にたくさんの貴重なお話を聞かせていただきました。これからもぜひ色々な会社に行かせていただきたいです。

最後になりますがWOTA株式会社の皆さま、本当にありがとうございました!







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